2019年08月21日

八月の御縁日法要!

法縁の皆さまには、猛暑の中を遠路はるばるお帰りいただき、ご苦労さまでした。
お陰様で、八月の月並み法要も滞りなく終えることができ、改めて感謝申し上げます。
来月の御縁日は、秋の彼岸法要を兼ねて執り行いますので、30分早い午前9時半からの始まりとなります。
お間違えのないよう、お揃いでお帰り下さいますよう、お待ち申し上げております。
では、道中お気をつけてお帰り下さいませ。


合掌


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2019年08月07日

案内板が完成!

法徳寺から200メートルほど出たところに設置してあった木製の案内板が、長年の風雪に耐えきれず、倒れてしまいました。
今回は、看板屋さんに依頼して、鉄製の看板にしていただきました。
余程のことがない限り、倒れる心配はないでしょう。


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2019年07月21日

七月の御縁日!

今年七回目の御縁日を迎えましたが、御同行の皆さまには、ようこそお帰り下さいました。
例年なら梅雨明けの時期ですが、今年は少し遅れているようです。
来月は暑い夏の御縁日となりますが、皆様のお帰りを心よりお待ちしております。
道中お気を付けてお帰り下さいませ。


合掌


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2019年07月02日

紫陽花の季節!

梅雨の花と云えば、紫陽花。
今年も、境内には、色とりどりの紫陽花が咲いています。


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百年間、その所在が分からず、「まぼろしの紫陽花」と言われていた七段花。
今年も、淡いブルーの可愛いらしい花を咲かせてくれました。


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2019年07月01日

オオムラサキ来訪!

今年も、梅雨の時期には欠かせない恒例の訪問者がやってきました。
昨年ほとんど姿を見なかったので、今年はどうかと案じていましたが、「案ずるより産むが易し」だったようですね。


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2019年06月24日

珍しいダブル・レインボウ出現!

雷雨と停電に見舞われた北杜市の南の空に、珍しいダブル・レインボウが出現しました。
「虹の架け橋」ならぬ「夢の懸け橋」になるといいですが…


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2019年06月22日

残心の教え(3)

◇長谷寺での出来事◇


姿が見えなくなるまでお見送りするという残心で、思い出すことがあります。


菩薩さまが西国霊場八番札所・長谷寺へ行かれた時の事です。


長谷寺の門前町の入り口に有料の駐車場があり、受付の男性に、「奥に駐車場はありませんか?」と尋ねると、「ありません」と言われたので、駐車料金を払って車を止め、そこから歩かれたのですが、長谷寺の山門まで行くと、すぐ横に無料の駐車場があったのです。


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お参りを済ませて駐車場まで戻ると、受付で女の人が待っていて、「先ほどは申し訳ありませんでした。主人に、お金を返して謝っておいてくれと云われたので、お待ちしていました」と云われるので「どうしたんですか?」と尋ねると、「足を滑らせて溝に落ちて、足の骨を折る大けがをして、先ほど救急車で運ばれていきました」と云って、払った駐車料金を返してくれたそうです。


昔から、お金は「お足」とも云われるように、この男性は、長谷の観音さまに、お足を折られ、嘘を言って欲なことをすると、それ以上に大損をし、痛い目を見なければならないことを、身を以て思い知らされたのです。


菩薩道を歩んでおられる菩薩さまから、嘘を言って駐車料金を巻き上げようとしたわけですから、観音様のお仕置きが厳しかったのは当然と云えましょうが、足を折られて痛い思いをしたのみならず、お足(お金)まで取り上げられたのですから、さぞショックだったことでしょう。


奥さんも、車が見えなくなるまで、手を合わせて、菩薩さまの車を拝んでいたそうですから、相当ショックだったに違いありません。


主人が犯した罪を代わって懺悔する気持ちで、拝んでいたのでしょうが、見えなくなるまで拝んでいたのが、せめてもの奥さんの残心の現われだったのかも知れません。


脇坂リヨさまは、「神仏の力を見くびっていやはると、本当に恐いどすえ」とおっしゃっておられますが、欲ほど恐いものはないのです。


◇カルロス・ゴーン元会長の奢り◇


欲ほど恐いものはないと言えば、報酬の半分の約50億円を有価証券報告書に記載していなかったとして、部下のグレッグ・ケリー取締役と共に逮捕された日産自動車のカルロス・ゴーン元会長も、欲の恐さを身に染みて味わった一人でしょう。


カルロス・ゴーン元会長といえば、以前から高額な役員報酬を得ていることで話題になっていましたが、2011年3月期〜2015年3月期までの報酬額を、有価証券報告書に約49億8700万円と記載していながら、実際はその2倍の約100億円の報酬を得ていた事が、内部告発によって明らかになりました。


外国では、社員のために会社があるという考え方をする風潮があり、会社から高額の報酬を受けるのは当然の権利と考えているようです。


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その証拠に、2017年の役員報酬ランキングトップ5には、いずれも外国人経営者が名を連ねています。


トップが、2015年から2017年までの三年間、ソフトバンクの役員をしていたニケシュ・アローラ元副社長で、僅か一年間に、103億4千万円の報酬を得ています。


二位も同じくソフトバンクのロナルド・フィッシャー副会長で24億2千万円、三位がソニーのマイケル・リントン元執行役員で11億4千万円、四位に日産自動車のカルロス・ゴーン会長で10億9千万円、五位が武田薬品のクリストフウェバー社長で10億4千万円で、いずれも一年間の報酬が10億円を超えています。


驚くべきは、首位となったソフトバンクのニケシュ・アローラ元副社長の報酬で、2015年の報酬が、契約金込みで165億円、2016年が64億7800万円、2017年が193億4千万円で、僅か3年間に、333億円もの役員報酬を得ていることです。


しかも、この方は、退社時に、68億円の退職金も受け取っているため、僅か三年の間に、ソフトバンクから400億円もの報酬を得たことになります。


この方は、ソフトバンクの孫正義会長が、自らの後継者として指名した人物ですから、それ相応の報酬なのかも知れませんが、結局、後継者になれずに退任しました。


役員報酬は個人が勝手に決められるものではなく、株主総会で決まるものですから、部外者がとやかく言うべき事ではありませんが、問題は、高額の報酬に見合う社会的責任を果たしているか否かという事です。


先ほど、大相撲の横綱は、「残心」の手本にならなければいけない立場にいる力士だから、負けた者に対する思いやりの心(残心)を忘れてはならないという話をしましたが、会社のトップにいる人間も、それだけの責任が、社員や社会に対してあることを忘れてはなりません。


納めるべきものは、正直に申告して納めるのが、上に立つ者の社会的責任であり、自らの報酬を偽って申告するなど、言語道断と言わねばなりません。


カルロス・ゴーン元会長が逮捕されたのは、様々な策を弄して、社会的責任を逃れようとしたその付けが廻って来たものであって、まさに自業自得と言えましょう。


脇坂リヨ様が、「神仏の力を見くびっていやはると、本当に恐いどすえ」とおっしゃっておられるように、カルロス・ゴーン元会長は、貪欲の恐さを世界中に知らしめてくれたのです。


その意味では、反面教師として、その社会的責任を果たしてくれているのかも知れません。


合掌



残心の教え(1)
残心の教え(2)
残心の教え(3)


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2019年06月21日

六月の御縁日!

今日は、令和に入って二回目の御縁日でした。
法縁の皆様には、遠路はるばるお帰りいただき、ありがとうございました。
思ったよりお天気に恵まれ、熱いほどの陽気でしたが、明日から再び雨模様のお天気が続くようです。
梅雨明けまであとひと月ほどありますので、体調管理にはくれぐれもご用心下さい。
また来月の再開を楽しみにしております。


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2019年06月17日

八ヶ岳ジャーナルの取材と掲載!

この度、法徳寺納骨堂「帰郷庵」が、北杜市の地域新聞「八ヶ岳ジャーナル」で紹介されました。
最近、檀家離れや墓地離れが進み、先祖供養の在り方が大きく変わろうとしている中で、地元の墓地事情についての特集を組みたいとのことで、編集者の方が取材に来られました。
少子化の傾向が加速し、後継ぎがいない、生涯独身を通される方が増えているなど、様々な事情から墓地を持たないお方が増えていますが、そんな中で、寺院が後々の供養をしていく納骨堂や永代供養墓への要望が強くなっています。
先祖供養の在り方も、時代の変遷と共に変化していかざるを得ないという事でしょうね。


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2019年06月15日

残心の教え(2)

◇残心が問われている自動車事故◇


最近、悲惨な交通事故が、相次いでいます。


平成31年4月19日、東京の池袋で、87歳になる旧通産省工業技術院元院長の男性が運転する乗用車が、信号を無視して100キロを超す猛スピードで150メートルにわたって暴走し、歩行者を次々とはねて、10人が死傷するという痛ましい事故が起こりました。


乗用車は、ごみ収集車にぶつかって、ようやく止まりましたが、ごみ収集車が横転するほどですから、その衝撃の大きさが分かります。


心肺停止状態だった31歳の母親と、3歳になる幼子が犠牲となりましたが、突然、愛するご家族を失ったご家族、ご縁者の悲しみと無念さは、想像するに余りあります。


容疑者の男性は、「ブレーキが利かなかった」と云っていますが、右足を治療中で、医師から運転を控えるように勧められていたことを考えると、アクセルとブレーキを踏み間違えてパニック状態となり、更にアクセルを思いきり踏んだために、100キロを超す猛スピードで、歩行者を次々とはねたものと思われます。


また令和元年5月8日には、大津市内の丁字路の交差点で、信号待ちをしていた散歩中の保育園児の列に、車が突っ込み、16人が死傷するという悲惨な事故が起こりました。


搬送された16人の内、2人の園児が死亡、1人が今も意識不明の重体になっていますが、52歳の女性が運転する乗用車が、前をよく確認せずに丁字路を右折しようとしたのが、原因とみられています。


突然、可愛い我が子を奪われたご両親、ご家族の悲痛な思いは、その身にならなければ分かるはずもありませんが、いずれの事故も、最後の最後まで注意を払っていれば防げた事故であることは確かで、まさに人為的事故と云っても過言ではないでしょう。


事故というものは、ちょっとした気の緩みや慣れ、或いは、自分だけは事故を起こさないという過信や慢心によって起こる人為的な事故がほとんどで、運転する側の注意一つで防げるものです。


危険な「あおり運転」や飲酒運転が後を絶たず、社会問題となっており、運転者のモラルの低下が叫ばれている昨今ですが、今回の二件の事故も、明らかに運転者が注意義務を怠った結果であり、避けようのない事故では決してなかった筈です。


それだけに、車を運転する者は、車が凶器ともなりうることを常に自覚し、最後の最後まで気を緩めず、残心の大切さを肝に銘じて運転しなければなりません。


交通事故は決して他人ごとではなく、わたくしも、運転する者の一人として、常に残心を忘れず、安全運転に心がけたいと思います。


◇相手に対する思いやり◇


残心の二つ目の意味は、相手に対する思いやり、気遣いの心を現わします。


この残心も、先ほどお話しした大相撲の伝統と格式に深くかかわっている心ですが、モンゴル出身の元横綱・朝青龍や、横綱・白鵬が、相撲に勝って懸賞金を貰うとき、ガッツポーズとも思えるような仕草をしながら退場していく姿を、よく見かけます。


大横綱と言われた大鵬や千代の富士が、現役時代に、あのような仕草をとっている姿を見たことは一度もありません。


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何故、大鵬や千代の富士は、そのような仕草をしなかったのでしょうか?


恐らく両横綱は、勝ち誇っているようにしか見えないそのような仕草は、負けた相手に対する思いやりや気遣いに欠けていると考えていたからではないでしょうか。


横綱というのは、心技体のいずれにおいても、他の力士より優れていなければならず、相手を気遣う残心がどの力士よりも秀でているからこそ、横綱を締める資格があるのです。


「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という俳句がありますが、大横綱であればあるほど、相手に対する思いやりの心、残心を忘れてはならないのです。


何故、横綱まで上り詰めた力士が勝ち誇ることが問題なのかと言えば、横綱は誰よりも、残心(思いやる心)を心得ていなければいけないからです。


横綱という名称は、化粧まわしの上に、注連縄が真横に張ってあるところからついた名称ですが、神に奉納する神事である大相撲の力士の中で、注連縄を張れるのは横綱だけです。


毎年正月に、明治神宮で横綱の奉納土俵入りが行われますが、土俵入りを奉納出来るのは、横綱だけなのです。何故かと云えば、横綱は、神に最も近い存在と考えられているからです。


土俵の上に設けられた屋根に、神社の屋根についているのと同じ千木が載っているのも、相撲をとる前に塩を撒いて土俵を浄めるのも、土俵が、神の降臨する聖なる場所と考えられているからです。


その神聖な土俵の上で相撲をとる全力士の中で最高位にある横綱であるからこそ、負けた相手に対する思いやりの心(残心)が、どの力士よりもすぐれていなければならないのです。


◇小平菜緒選手が見せた残心◇


気遣い、思いやりと言えば、昨年(平成30年)2月、韓国の平昌で開催された冬季オリンピック大会で、スピードスケート女子500メートル決勝で優勝し、金メダルを獲得した日本の小平菜緒選手が、2位となった韓国の李相花選手に見せた思いやりの心も、まさに残心と言えましょう。


この二人は、今までお互いに切磋琢磨しながら戦ってきたライバル同士ですが、小平選手は、李相花選手に中々勝てず、いつも李相花選手の後塵を拝し、2位に甘んじてきました。


その悔しさをバネに、厳しい体幹訓練に励み、スピードスケート大国のオランダに留学して、徐々に実力を身につけ、ようやく李相花選手に勝てるまでになったのです。


そして、平昌でその実力を遺憾なく発揮し、見事金メダルに輝いたのですが、2位に甘んじた李相花選手は、自国開催のオリンピック大会だっただけに、金メダルを逃した悔しさは、想像に難くありません。


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そんな状況の中で、見ている観客に大きな感動を与えたのは、涙を流している李相花選手の下へ駆け寄り、懸命に慰め励ましている小平菜緒選手の姿でした。


その光景を見た欧米のメディアが、「これこそ真のスポーツマンシップだ」と言って、その態度を称賛していましたが、今まで敗者の悲哀を味わい、負けた李相花選手の哀しさや悔しさを誰よりもよく理解していた小平選手だからこそ自然に出てきた行動と言えましょう。


そして、勝って奢らず、敗者への気遣いを忘れないあの姿勢こそ、まさに小平選手が見せた残心だったのです。


小平選手に贈られた金メダルは、競技に勝って贈られただけの金メダルではなく、負けた相手に対するいたわりと思いやり、気遣いを忘れなかった小平選手の残心に対し、神仏から贈られた金メダルでもあったのではないでしょうか。


 苦にあいて 心修めし人ならば
    人に情と 慈悲は忘れじ


という菩薩さまの道歌がありますが、小平選手は、平昌オリンピックの晴れ舞台において、日本人の魂の奥底に受け継がれている残心の尊さと気高さを、全世界の人々に見せてくれたのです。


◇茶道・華道の残心◇


残心は、剣道や柔道などの武術だけではなく、茶道、華道、香道などの芸道にも欠かせません。


千利休の師である武野紹鴎(たけのじょうおう)が、こんな歌を詠んでいます。


 なにしても 道具置きつけ帰る手は
    恋しき人に 別るると知れ


茶道を習ったお方ならご存じでしょうが、亭主は、お点前の流れの中で、棗(なつめ)や茶さじ、抹茶茶碗などを茶巾(ちゃきん)で清めながら、所定の位置に置いていきます。


お客様が見ておられる前でのお点前ですから、亭主は当然緊張します。人間のすることですから、所作が終わって緊張が解け、ふと気が緩むこともあるでしょう。そんな時に何か粗相をすれば、お手前が台無しになってしまいます。


そこで、武野紹鴎は、道具を置いて元に戻す手も、ただ戻すのではなく、恋しい人との別れを惜しむような心持ちで置きなさい、そこまでの気持ちをそこに残してお点前をしなさいと、言っているのです。


亭主は、帰られるお客様を最後まで見送った後、茶室へ戻り、今日来ていただいたお客様との一期一会の出会いに感謝しながら、一服のお茶をいただくのですが、お客様を迎える準備から始まり、見送った後の一服のお茶をいただくまでの一連の流れの中で、お客様を迎える時も、棗を清める時も、炉から湯をそそぐ時も、茶をたてる時も、最後にお見送りする時も、絶えずそこに心を残しておくのが、まさに茶道の残心なのです。


また、華道には、「花は人の心である」という言葉があります。


これは、生けた人の心は、花に乗り移るものであり、心に隙があると、その隙が花に乗り移り、見る人が見ればわかるから、どんな時も、絶えずそこに心を残して花を生けなければいけないという意味ですが、これもまた、華道の残心を現わす言葉と言っていいでしょう。


◇最後までお見送りする心◇


法徳寺では、御縁日にお参りされた皆さまが帰られる時、必ず駐車場までお見送りすることにしています。


皆さまの姿が見えなくなるまで、手を振ってお見送りし、帰られる皆さまも、それに応えるかのように、入口のところで一旦車を止め、手を振って別れを告げてから帰っていかれます。


最後までお姿を見届けてお見送りし、名残りを惜しむ心も、まさに残心と言っていいでしょう。


玄関まで見送り、「またお参り下さい」と言って別れればよいと考える人もいるでしょうが、最後の最後まで名残りを惜しみ、皆さまのお姿が見えなくなるまでお見送りする心を大切にしたいと思います。


合掌



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2019年06月14日

『道歌集』(第二集)発売迫る!

長年の懸案であった『道歌集』(第二集)が、いよいよ今月16日に、アマゾンからプリント・オン・デマンド(POD)にて発売されることとなりました。
菩薩様の御縁日に発売したいと考えていたので、奥付けの発売日は6月13日になっていますが、アマゾンの準備の都合上、実際の発売日は、三日遅れの16日からとなります。
『道歌集』(第二集)は、法舟菩薩様が残された二千首余りの道歌の内、七五調の道歌ばかりを集めたもので、五七調の道歌ばかりをまとめた『道歌集』(第一集)に続く第二弾となります。
第一集は、自費出版という形での発行でしたので、サイズを文庫本サイズにしましたが、今回の第二集は、プリント・オン・デマンド(POD)での発売のため、B6サイズに近い四六判となりました。
第一集が文庫本サイズの150頁だったのに対し、第二集は、四六判の246頁ですので、これだけを見ても、いかに多くの道歌集が収録されているかがお分かりいただけると思います。
文庫本サイズにすれば、数冊に分けなければいけなかったでしょうから、四六判にして正解でした。
この『道歌集』(第二集)が、第一集と同様、人生のよりよき心の師となり、多くの皆様から愛される座右の書となるよう、心から願っています。


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2019年06月01日

残心の教え(1)

◇武道・芸道百般に通じる心構え◇


「ざんしん」と言えば、多くの人は、発想が独創的で、他のものより秀でているという意味の「斬新」を思い浮かべるでしょうが、「残心」と書く「ざんしん」があることをご存じでしょうか。この残心には、次のような意味があります。


一つは、油断を戒める心を意味し、日本の武士道、剣道、柔道、空手道、合気道など、武術の極意と言われている心構え、身構えを現わします。


例えば、剣道、武道、柔道、合気道などの試合で、勝ったと思った瞬間、緊張感が緩み、逆に相手から一本を取られることがあります。


「勝って兜の緒を締めよ」という諺があるように、相手に勝ったと思っても、すぐに心を緩めず、相手がいつ反撃してきても、それにすぐ対処できるよう、常に心を残し、身構え、心構えを怠らないようにすることを、残心と言います。


また、弓道における残心は、的に向かって矢を射た後、その姿勢を崩さず、的をじっと見据えて、決して的から目を離さないことを言い、空手道や合気道における残心は、技を決めた後、相手との間合いを測って、いつでも反撃出来る体制を整えておくことを言います。


二つ目は、相手に対する思いやり、いたわりの心を現わします。「勝って奢らず」という言葉があるように、たとえ勝負に勝っても、勝ち誇ったり、相手を見下げたりせず、負けた敗者に対する思いやりの心を忘れてはならないということです。


三つ目は、文字通り、名残り、心残りという意味です。


◇残心を問われた「ドーハの悲劇」◇


残心は、武道、剣道、柔道、合気道、弓道、空手道など、日本古来の武術一般に欠かせない極意と言われる身構え、心構えですが、様々なスポーツにおいても、残心は、大切な心構えと言っていいでしょう。


かつて残心を問われたのが、「ドーハの悲劇」と言われるサッカーの試合です。


1993年(平成5年)10月28日、カタールの首都ドーハで、ワールドカップ・アメリカ大会のアジア地区最終予選が行われました。


日本チームは、ここまでリーグ首位の成績を修め、最終戦でイラクに勝てば、他チームの成績如何にかかわらず、リーグ首位で、アメリカの本大会に出場することが決まっていました。それだけにイラクとの最終戦は、日本チームの本大会への初出場がかかった重要な試合でした。


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前半45分、後半45分の内、後半45分を経過したところで、日本はイラクに2対1で勝っていました。このまま逃げ切れば、本大会初出場が決まるところでしたが、「ドーハの悲劇」が起こったのは、ロスタイムと言われる終了間際の時間帯でした。


サッカーでは、試合中に、選手が負傷したり、選手交代があった場合、その時間を試合時間に入れると不公平なので、その時間を試合時間にプラスするロスタイムという決まりがありますが、45分が経過した時点で、まだロスタイムが残っていました。


そのロスタイムに、イラクがゴールを決めて同点となり、首位だった日本は得失点差で三位に後退し、アメリカの本大会への出場権を逃してしまったのです。


これが「ドーハの悲劇」として語り継がれているサッカーの試合ですが、選手の脳裏を去来したものは何だったのでしょうか?


後半の45分が過ぎ、ロスタイムを残すだけとなり、もう少しで本大会への初出場が決まるという状況の中で、選手の心に、気の緩みや、本大会に初出場できるかもしれないという期待感が生れたとしても無理はありません。


集中力が途切れた訳ではないでしょうが、結果として、イラクに同点ゴールを許し、初出場を逃したことを考えれば、初出場が決まるかもしれないという思いが、僅かな油断や心の隙間を生み、それが「ドーハの悲劇」へとつながったのかも知れません。


改めてこの試合を振り返ってみれば、審判のホイッスルが鳴る最後の最後まで、決して気を緩めてはならないという残心が問われた一戦だったのではないでしょうか。


◇相撲道に欠かせない残心◇


武道、剣道、柔道などと共に、日本古来の神事である大相撲においても、残心は欠かせません。


勝ったと思った瞬間、土俵際の打っちゃりで逆転負けをしたり、僅かな気の緩みが、負けにつながる相撲をよく見かけますが、これらの相撲を見ていると、残心がいかに大切かがよく分かります。


日本人待望の横綱として活躍が期待されていた稀勢の里も、相次ぐ休場で引退を余儀なくされましたが、稀勢の里の最近の相撲を見ていると、すぐにもろ差しになられたり、脇の甘さが目立つ相撲が多々見受けられました。怪我の影響とは言え、稀勢の里が問われていたのも、やはりこの残心だったのではないかと思います。


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大相撲では、「心技体」ということがよく言われますが、横綱と幕下力士の差は、体力の差だけではなく、いかに心技体を充実させて相撲に臨めるかの差で決まると云ってもいいでしょう。


心技体を充実させることは、相撲道の極意と云ってもよく、たとえ横綱といえども、心技体がばらばらのままでは、決して下位の力士に勝てるものではありません。


心技体の中でも、特に大切なのが心の持ち方(残心)であり、いかに心(気)を充実させて相撲に臨めるかが、相撲の勝敗を決めるのです。


その意味で、相撲の勝敗は、土俵に上がる前の心の持ち方(残心)によって、すでに決まっていると云っても過言ではないでしょう。


◇残心を忘れた久米の仙人◇


奈良県橿原市にある久米寺(くめでら)の開祖と云われる久米の仙人は、かつて毛竪(けだち)仙人と呼ばれ、奈良県吉野の竜門岳という所に住んでいました。


厳しい修行によって神通力を体得した仙人は、ある日、神通力を使って、竜門岳から葛城山へ向かって大空を飛行していました。


久米川の近くにさしかかった時、ふと下を見ると、久米川で洗濯をしている若い女性が眼にとまりました。


そして、その女性のふくらはぎがちらっと見えた瞬間、心を奪われた毛竪仙人は、たちまち神通力を失い、地上に落下してしまったのです。


その後、その女性と結婚して所帯を持ち、俗人として暮していた毛竪仙人は、東大寺建立の際に人夫として働くことになったのですが、元仙人だったことが天皇の耳に入り、「その神通力を使って、吉野から木材を運ぶように」との勅命が下されたのです。


毛竪仙人はすでに神通力を失っていましたが、天皇の命に背く訳にもいかず、もう一度修行して、神通力を回復し、木材を運んで、東大寺建立に多大なる貢献をしました。


その功績のご褒美として、天皇から授けられた土地に建てたのが久米寺(注1)と云われていますが、久米の仙人が若い女性のふくらはぎを見て神通力を失ったという逸話は、幾ら神通力を得た仙人であっても、ひとたび間違いを犯せば、今まで積み重ねてきた修行が台無しになるという戒めであり、信仰の世界においても、残心を忘れてはならないという教訓となっています。


◇御同行へのお計らいに見る残心◇


昔から、武道、剣道、柔道、茶道、華道など、道と名の付くものの極意として伝えられてきた残心の教えは、私たちの日常生活においても、非常に大切な心構え、身構えであることは間違いないでしょう。


わずかな気の緩みが、大きな失敗や大事故につながる場面も、決して珍しくありません。


昨年(平成30年)11月20日、御同行のK氏は、法徳寺へ帰郷される道中、中央自動車道の走行車線上に落ちていた段ボール箱をはねるというアクシデントに見舞われました。


ドライブレコーダーを見ると、ちょうど「伊那高遠インターチェンジ」を通り過ぎた辺りの高速道路上前方に、ダンボール箱が一つ落ちているのが、記録されていました。


その時、K氏は、CDプレーヤーの操作をするため、視線を少し下に落としていたため、気付くのが遅れ、ダンボール箱をはねてしまったのですが、まさに一瞬の出来事でした。


落とし主はわかりませんが、荷台に積んである積み荷のダンボール箱が落ちたのに気づかぬまま、走り去ったものと思われます。


落ちていたのがダンボール箱だったことが、不幸中の幸いで、もっと大きな落下物であれば、大きな事故につながっていたかも知れません。


信仰のないお方は、「お参りにきているのに何故、事故に遭わなければいけないのか。何故神仏は、事故に遭わないよう、守ってくれないのか」と、疑問に思われるかも知れませんが、自分にとって好都合なことだけが、み仏のお計らいとは限りません。


この時、私は、翌日の御縁日に、「残心」についてお話しをする予定でした。「わずかな気の緩みが、大きな失敗や大事故につながるから、残心を忘れないでください」という話をしようと思っていたその前日に、K氏がアクシデントに見舞われたのです。


まるで、私が話をする予定をしていた「残心」を、前もって体験して下さったかのようなタイミングでしたから、ただの偶然とは思えません。


きっとこれは、K氏の体験を通じて、「残心がいかに大切であるかを学んでほしい。どんな時にも残心の教えを忘れないでほしい」という菩薩さまからのメッセーに違いないと確信しました。


高速道路上に、落下物が落ちている事は、あり得ない訳ではありません。しかし、殆どの人は、落下物が落ちているとは思わず、安心して走行しているのではないでしょうか。


その為、つい視線をそらしたり、下を見たりもするわけですが、今回のダンボール箱が証明しているように、どこでどんな災難が待ち受けているかもわからないのです。ましてや、高速道路上では、スピードが出ていますから、万が一の時の事故の危険性も飛躍的に増大します。


だからこそ、菩薩さまは、K氏を通じて、何があってもすぐに対処できるよう、常に心を残し、心構え、身構えを怠ってはならないと、教えられたのではないでしょうか。


勿論、今回、大事故に遭遇していたかも知れないところを、ダンボール箱をはねただけの軽い事故で済ませていただいたのは不幸中の幸いであり、そのことへの感謝の心も忘れてはならないでしょう。


K氏も、「大難を小難に済ませていただきました」とおっしゃっておられましたが、そう悟らせていただく事が、菩薩さまのみ心に添うことであり、そう悟らせていただけば、有り難さもまたひとしおと云えましょう。


合掌


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高野山法徳寺Website「救いの扉」

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2019年05月28日

暑さ対策のゴーヤカーテン!

今年も暑さ対策として、ゴーヤのグリーンカーテンを作りました。
これが中々の優れもので、準備に手間はかかりますが、暑さ対策には、ヨシズなどより効果があります。
五月というのに、真夏のような猛暑が続き、大勢の方が熱中症で救急搬送されていますが、まだ暑さに慣れていないので、くれぐれも注意されて下さい。


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2019年05月21日

令和最初の御縁日!

今日は、記念すべき令和最初の御縁日。
今月も、法縁の皆様にお帰りいただき、恒例の法要を厳修させていただきました。
生憎、昨夜からの大雨の影響で、山梨県内各所に大雨警報が出され、午前中は雨が激しく降り続いていましたが、お昼過ぎには雨も上がり、晴れ間も覗くほどのお天気となりました。
水瓶のダムの底が見えるほど水不足が深刻な処もあると聞きましたので、関係者の方は、ホッとしておられるのではないでしょうか。田植えをしても水がなければ、お米も出来ませんので、お百姓さんも胸をなでおろしていることでしょう。
お参りには生憎の雨でしたが、恵みの雨は大歓迎です。
来月もまたお気を付けてお帰り下さい。


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2019年05月11日

牡丹と石楠花が満開になりました!

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といいますが、牡丹と石楠花が満開になりました。
昨年は珍しく紅白の牡丹が咲きましたが、今年は白一色のようです。


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2019年05月08日

牡丹と石楠花の競演!

庭の牡丹と石楠花が、咲き始めました。
これから、蕾が次々と膨らんで、玄関先を華やかに彩ってくれます。
色とりどりの花たちが咲き誇るこの時期は、やはりいいですね。
花を見ていると、こちらも、気持ちがウキウキしてきます。


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2019年05月04日

「令和」最初の一般参賀に長蛇の列!

天皇陛下の即位を祝う「令和」最初の一般参賀が、皇居にて行われ、朝から長蛇の列ができ、14万人以上の人がお祝いにかけつけたそうです。
天皇、皇后両陛下、皇嗣となられた秋篠宮殿下と妃殿下ほか、成年皇族方が皇居の長和殿ベランダにお出ましになり、国民の祝福に応えられました。
両陛下はじめ皇族の皆さまも、国民の皆さまも、大変お疲れさまでした。


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2019年05月01日

新元号「令和」の幕開け!

本日、皇太子殿下が新天皇に即位され、新元号「令和」の御代が始まりました。
「令和」の門出を祝福すると共に、世界の平和とすべての人々の安寧を祈念したいと思います。


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今年の年賀状に、新しい御代の門出を祝う歌を書いて、ご縁の皆さまに送らせていただきましたが、改めてここに掲載し、「令和」の御代の門出を祝したいと思います。


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2019年04月30日

平成天皇が退位されました!

平成天皇が退位され、今日で「平成」の御代が幕を閉じます。
30年と云えば短かそうに見えますが、昭和、明治、応永に次いで四番目の長さだそうです。
象徴天皇としての30年間のお勤め、本当にご苦労様でした。
今後は、ごゆっくりしていただきたいものです。


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2019年04月28日

南の空に、珍しい逆さ虹が出現!

ふと南の空を見上げると、雨も降っていないのに、虹が出ていました。
しかも、アーチ状の虹ではなく、逆アーチ状の虹。
「逆さ虹」の異名を持つそうですが、上空の雲に含まれる氷の結晶により、太陽の光が屈折することによって起こる現象で、太陽高度が58度以上の場合にのみ現れ、お昼前後を中心に太陽が頭上高く昇るころに現れるそうです。
今日は暑いくらいのお天気だから、その影響でしょうか?


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