2019年04月03日

EPSON EP-705Aの廃インク給水パッドの交換作業とリセット作業

先月末、長年使用してきたエプソンのインクジェットプリンターEP-705Aが、廃インク吸収パッドの限界値に達し、使用不能になりました。
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください」というエラーメッセージが出た途端、印刷もスキャナーやコピーもまったく使えなくなり、途方にくれました。
4月初めまでに印刷しなければならない小冊子が相当部数あり、修理に出している時間的余裕がないため、背に腹は代えられず、ネットでの情報などを参考に、自分でパッド交換に挑戦することにしました。
悪戦苦闘の末、再び使用できるようになりましたので、同じ機種で困っておられる方の参考になればと思い、手順を書くことにしました。
あくまで自己責任での作業になりますので、その点をご留意の上で作業なさってください。
また作業中の怪我などには、くれぐれも用心なさって下さい。


ネットを検索すると、廃インク吸収パッドを交換された皆様の投稿記事が多くみられましたが、残念ながら、EP-705Aに関しては、交換手順を書いた投稿記事を見つけることが出来ませんでした。
そこで、エプソンの他機種でパッド交換をされた方々の記事を参考にしながら挑戦しました。
EP-705Aのパッド交換に関する記事がないので、最初は難しいのではないかと案じていましたが、やってみれば意外と簡単で、プラスチック製のため、外したり組み立てたりする時に無理をして壊したりしないよう注意が必要なことを除けば、余り難しい工程はありませんでした。
要は、途中であきらめない事です(笑)
手順は、次の通りです。


先ず、スキャナーユニットの蓋が開いてこないように、セロハンテープで止めておきます。


01.JPG


次に、スキャナーユニットの軸に付いている二か所のネジ(赤丸)を外します。


02.JPG


ネジを外したら、スキャナーユニットを上に持ち上げながら外し、左の方に裏返します。左の方に裏返すのは、ケーブル類(赤丸)がプリンタの左側に付いているからです。
乱暴に扱わない限り、切れたり外れたりすることはないと思いますが、注意しながら行って下さい。ケーブル類は外さずに、そのままにしておきます。
ケーブル類はそう長くないため、そのまま床に置くと引っ張られる形になりますので、下に何か台を置き、その上に置くようにした方がいいと思います。私は、CDが入っていたダンボール箱を使いました。写真は、スキャナーユニットを裏返して、台の上に置いた状態です。


03.JPG


次に、赤丸のネジを外します。なお、ネジを外した後、ネジの場所をメモしておかなかったので、もしかすると、一か所くらい間違っているかも知れません(汗)。プリンターの最上部の左右(青丸)にもネジが付いていますが、これは外しません。


04.JPG


下の写真は、ネジを外して、本体から分離したカバー部分ですが、このカバーが中々外れなくて、苦労しました。
上の方から徐々に持ち上げながら、下の方に向かって外していきますが、騙し騙し外していかないと、無理をしてはいけません。


05.JPG


カバーが外れると、廃インク吸収パッドが右下に見えます。


05-1.JPG


廃インク吸収パッドの収納ケースは、かなり深いので、ピンセットか、それに類するものを使った方がいいと思います。と云うより、廃インク吸収パッドの収納ケースの一部が、インクカートリッジの収納ケースの下に入り込んでいるので、その部分は手では取れません。仮に取れても、手がインクで真っ黒になるだけです。
廃インク吸収パッドは、インクをたっぷり吸いこんでいるので、洋服や手につかないよう、用心して作業して下さい。手についたら、中々落ちません。
下の写真は、給水パッドを全部取り出して、中を空にした状態です。


06.JPG


07.JPG


08.JPG


給水パッドの収納ケースは、かなりの深さがあり、5ミリ厚ほどの給水パッドが、全部で11枚入っていました。
写真は、水洗いして乾かしたものです。
かなり薄っぺらくなってしまいましたが、捨てるのはもったいないですし、水に浸すと、まだまだ十分給水能力がありましたので、再利用しました。


09.JPG


これだけでは足りませんので、厚手のリードペーパーを買って、一緒に入れました。
使ってみて分かったのですが、いくつにも折って使いますので、わざわざ厚手を買わなくても、家庭用の薄いリードペーパーで十分です。家庭用のリードペーパーなら、どこのお宅にもあると思いますので、それをご活用下さい。


10.JPG


下の写真は、リードペーパーを詰め終わった状態です。リードペーパーとリードペーパーの間に、水洗いして乾燥させた先ほどの吸収パッドを挟んであります。
インクカートリッジの収納ケースが邪魔をして見にくいですが、白く見えているリードペーパーの奥(上側)にも、吸収パッドを入れてあります。
インクカートリッジの収納ケースを外して、給水パッドの収納ケースを外せば詰めやすいのですが、外し方が分からなかったので、そのまま詰めました。
外さなくても詰めるのは難しくありませんが、外せる自信のある方は、挑戦してみて下さい。


11.JPG


給水パッドを詰め終わった全体写真です。


12.JPG


あとはカバーを戻し、外したネジ(8ヶ所)を止めた後、裏返しに置いてあるスキャナーユニットを元に戻し、ネジ(2ヶ所)を締めれば、完了です。


13.JPG



以上で、廃インク給水パッドの交換作業は終わりです。


「お疲れさまでした」と云いたいところですが、もう一つやらなければならない作業が残っています。
それが、リセット作業です。
これについては、以下のサイトを参考にさせていただきました。
https://tatsu8.jp/rasuto/kisyu/EP-806A/Reseter.html
WIC Reset Utilityというリセットツールを使えば、だれでも簡単にリセットできます。
私でも出来ましたら、大丈夫です(笑)
有料(1000円程度)ですが、新しくプリンターを購入したり、一万数千円もするメーカーでの交換作業をするおつもりなら、まずこちらを利用してみてはいかがでしょうか。その価値は十分あると思います。
エプソンのサイトでも、無料のリセットツールが配布されているようですが、こちらは、限界値を100パーセントから90パーセント程度に減らすだけなので、急場しのぎにはなりますが、0パーセントにしてくれる有料ツールにはかないません。


死んでいたEP-705Aがよみがえり、無事に小冊子を印刷することが出来ました。


14.JPG


あとはご自身の判断で行ってください。
何度も申しますが、作業中に無理をして一部が壊れたり、部品が欠けたり、怪我をされても、こちらでは責任を負いかねます。くれぐれも自己責任にて行っていただきますよう、お願いいたします。


説明は以上です。お疲れさまでした(^-^)


posted by カンロくん at 08:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
epson 705Aで同じ症状になり参考にさせていただき、自力で治せました。手は真っ黒になりましたが(笑)
ありがとうございました。
Posted by kato at 2020年11月22日 17:18
EP-705Aが同じ状態で使用不可となりました。JustAnserの専門家返答で、貴殿の同機種の情報をもらい問題解決しリセットすることができました。ありがとうございました。貴殿が記載している通り、カバーが外れなくて苦労しました。結局カバーが外れず、浮かせた状態でパッドを取り出しリードペーパーを詰めました。
インク在庫4箱(互換品ですが)無駄にならず助かりました。メーカーに分解方法等電話相談しましたが新品取替え返答で、不親切&環境への企業姿勢に不満を感じました。
Posted by 仁藤裕二 at 2021年02月17日 08:07
大変参考になりました。ありがとうございます。
Posted by attyan at 2021年03月15日 20:38
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