2016年07月02日

成功!Windows10へのアップグレード(VAIO・Lシリーズ)

Windows10への無料アップグレードを躊躇していたわが家のVAIOですが、残り期間が一か月余りとなったので、思い切ってアップグレードにチャレンジする事にしました。


アップグレードするPCは、平成20年6月に発売されたWindows7のVAIO・Lシリーズ(VPCL13AFJ)ですが、発売時期は古いものの、今でもわが家では主力PCとして活躍している現役です。


しかし、SONYのサイトを見ると、アップグレード対象機種から外れていますので、自己責任でするしかありませんが、自己責任でやるには、それなりの勇気と、自分でもやれるという見通しが必要です。


幸いネット上には、Windows10の無料アップグレードに挑戦された皆さんの体験談が数多く投稿されており、それを参考にすれば、余りPCに詳しくない私でも何とかやれそうに思えてきたので、思い切ってアップグレードに踏み切りました。


勿論、万が一の時の為に、バックアップを取った上で、チャレンジしましたが、結論から言えば、完全とはいかないまでも、ほぼ成功し、VAIOが新たに生まれ変わりました。


アップグレード手順


アップグレードは、次の三つの段階を経て行いました。


第一段階は、Windows7のWindowsUpdateによる「更新プログラムの完全インストール」です。
この作業を完了させてからでないと、Windows10のアップグレードは途中から進まなくなるので、この作業は欠かせません。
第二段階は、Windows10へのアップグレードの実行です。
第三段階は、VAIO特有の問題を解決する作業です。


◇更新プログラムの完全インストール◇


「更新プログラムの完全インストール」は、次の三段階を経て行いました。


1、「Windows Update」のコンポーネントの初期化


素人考えですが、初期化とは、最初から全ての更新プログラムをインストールし直すために、今までインストールした更新プログラムを全て削除する作業なのだろうと思いますが、確かに全て削除してしまえば、Windows Updateが途中から先に進まないという、いまWindows Updateで起きている問題を回避する事が出来ます。


現にこの方法を採用するまでは、何度Windows Updateをやってみても成功しませんでしたが、初期化してからは、アップグレードが出来るようになりました。


初期化する方法は、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」と進み、その中にある「Windows Updateサービス」を右クリックして「停止」を選択します。


画面をそのままにした状態で、Windows がインストールされているローカルのハードディスク(通常はCドライブ)を開き、「Windows」→「SoftwareDistribution」と進み、その中にある「DataStore 」フォルダー内のすべてのファイルとフォルダーを削除します。


次に 「戻る」ボタンをクリックし、「SoftwareDistribution」フォルダ内の「Download」フォルダーを開き、フォルダー内のすべてのファイルを削除します。


開いたままになっている「サービス」の「Windows Updateサービス」をもう一度右クリックして、「開始」を選択します。


以上で初期化は終わりですが、念のため「Windows Update」を見てみると、今までインストールされていた更新プログラムは何もありませんから、初期化された事が分ります。


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2、一部の更新プログラムのインストール


更新プログラムを全て削除したので、改めて全ての更新プログラムをインストールし直さなければなりませんが、その前に一部の更新プログラムをインストールしました。


初期化したので、すぐ「Windows Update」に取り掛かってもよさそうですが、ネットを見ると、一部の更新プログラムをインストールしておいた方がよいという意見が多かったので、私もそれに倣いました。


以下の更新プログラムを、それぞれのサイトからダウンロードして、自分のPCに合ったプログラムをインストールしますが、わが家のVAIOは64ビットですので、すべて64ビット版をインストールしました。


但し、わが家のVAIOはこれでうまくいきましたが、他のPCでうまくいくかどうかは分りません。インストールする更新プログラムがこれだけでいいのかも分りません。PCの状態によっては、別の更新プログラムが必要になるかも知れませんが、いずれにせよ、いつでも元の状態に戻せるよう、バックアップだけは取っておいた方がいいでしょう。


(1)「Windows Update」エージェントプログラム


https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/946928


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インストールが終わったら、再起動します。


(2)更新プログラム「KB947821」


https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3132


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インストールが終わったら、再起動します。


(3)更新プログラム「KB3050265」


https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=47351


インストールが終わったら、再起動します。


(4)更新プログラム「KB3138612」


https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=51212


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13.jpg


インストールが終わったら、再起動します。


(参考にさせて頂いたサイト)

http://www.japan-secure.com/entry/measures_method_in_the_case_of_confirmation_of_the_Windows_Update_does_not_end.html


http://blog.treedown.net/entry/2016/04/04/001500


http://blog.treedown.net/entry/2016/01/11/010000


https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/958046


3、「Windows Update」による更新プログラムの完全インストール


一部の更新プログラムのインストールが済むと、いよいよ「Windows Update」で、残り全ての更新プログラムをインストールします。


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更新プログラムの確認だけでも、1時間以上の時間を要しますが、焦らずに待ちましょう。


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確認が終わると、更新プログラムの数が表示されますが、数が多いだけに、こちらもインストールにはかなりの時間がかかりますので、辛抱強く待つしかありません。


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全ての更新プログラムの完全インストールが済むと、ようやくWindows10へのアップグレードが実行出来るようになりますが、アップグレードした後で思わぬ不具合が起こる事もあり得ますので、アップグレードする直前のハードディスクイメージのバックアップだけは、必ず取っておいて下さい。


◇Windows10へのアップグレード実行


アップグレードは、タスクバーの「Windows10を入手する」を使う方法、「Windows Update」から行う方法、インストールメディアを作ってから行う方法など色々ありますが、更新プログラムの完全インストールが済んでいるので、どの方法でも大丈夫だと思います。私は、「Windows10を入手する」からアップグレードしました。


アップグレードは思ったより簡単で、指示に従って進んでゆけば、再起動を繰り返しながらインストールされていきます。


最終段階で、「次へ」ボタンをクリックしなければならない場面が出てきますが、そのままクリックしても何の問題もありませんでした。多くの方々が、画像入りで、インストール手順をネットに投稿しておられるので、それを参考にすれば簡単に出来ると思います。


(参考にさせて頂いたサイト)


http://kurofune-blog.at.webry.info/201508/article_10.html


http://freesoft.tvbok.com/win10/yoyaku_upgrade.html


◇VAIO特有の問題の解決◇


Windows10へのアップグレードが無事に済んでも、VAIO特有の問題が残っていますので、それを解決しないといけません。


1、ディスプレーの解像度問題


これが一番大きな問題で、Windows7の時は、フルハイビジョン解像度(1920×1080)でしたが、アップグレード直後は、1024×768になり、画像が荒くて見られたものではありませんでした。


その理由は、VAIOのディスプレイドライバーが、NVIDIAの「GeFoce GT 330M」から、「Microsoft基本デイスプレイドライバー」に置き換わってしまった為です。


NVIDIAのサイトに、「GeFoce GT 330M」用のWindows10ドライバーが公開されているので、それをダウンロードして更新してみましたが、駄目でした。


相変わらず、デイスプレイドライバーは「Microsoft基本デイスプレイドライバー」のままで、「GeFoce GT 330M」がどこにも見当たりません。これでは、「GeFoce GT 330M」用のWindows10ドライバーも役に立ちません。


そこで色々調べてみると、同じような現象に見舞われたお方がおられたので、そのお方のブログを参考にしながら試してみたところ、見事に「GeFoce GT 330M」が復活し、解像度も元のフルハイビジョン解像度(1920×1080)に戻りました。


手順は、「コントロールパネル」→「デバイスマネージャー」→「ディスプレイアダプター」と進み、「Microsoft基本デイスプレイドライバー」を右クリックすると、「ドライバーソフトウェアの更新」が表示されるので、クリックします。


ドライバーソフトウェアの検索画面で、下にある「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアーを検索します」をクリックします。


次の画面で「参照」ボタンを押し、ドライバーがインストールされているフォルダを指定しますが、それまでは、Cドライブの「Windows」→「System32」の中にある「drivers」フォルダを指定していたので、「GeFoce GT 330M」ドライバーは復活しませんでした。


理由は、VAIOにプレインストールされているドライバー類が、「System32」の中の「drivers」フォルダではなく、Cドライブの「Windows」フォルダの中の「Drivers」の中にある事を知らなかったので、指定するフォルダを間違えていた為でした。


そこで、改めてこの「Drivers」フォルダーを指定して、更新を終え、再起動してみたところ、見事に、ディスプレイの解像度が元のフルハイビジョン解像度に戻りました。


「デバイスマネージャー」の「ディスプレイアダプター」を見ると、「Microsoft基本デイスプレイドライバー」から「GeFoce GT 330M」に変わっていました。


2、GigaPocketDigitalが起動しない問題


地デジやBS放送を見るのに欠かせないGigaPocketDigitalも、アップグレード直後は、起動すらしませんでした。


SONYのサイトからは、Windows8/8.1用のアップデートプルグラム(Ver5.xx)が配布されていましたが、Windows7のわが家のVAIOはGigaPocketDigitalのバージョンが「Ver4.xx」なので、対象外となっていました。


ところが、ネットを調べてみると、「Ver4.xx」でも、Windows8/8.1用のアップデートプルグラム(Ver5.xx)にアップデートすれば、GigaPocketDigitalが見られるようになったという情報があり、早速、SONYのサイトからダウンロードしてインストールしたところ、こちらも見事に復活してくれました。


一つだけ残念なのは、電源オフからの録画予約が出来なくなった事ですが、全く録画できなくなった訳ではなく、休止状態かスリープにしておけば、今まで通り、録画予約もできるので、それで好しとしていました。


ところが、先ほどのサイトの投稿欄に、「Windows10のスタートアップにGigaPocketDigitalの番組表のショートカットを登録したら、電源オフからの録画予約も出来るようになった」との情報があり、それを試してみたところ、電源オフからの録画予約も出来るようになりました。


Windows10にアップグレードした直後は起動すらしなかったGigaPocketDigitalが、すべてアップグレードする前の状態に戻ったのですから、喜ばしい限りです。


スタートアップに登録するには、「ローカルディスク(Cドライブ)」→「ユーザー」→「ユーザー名」→「AppDate」→「Rorming」→「Microsoft」→「Windows」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「スタートアップ」と進み、スタートアップフォルダにGigaPocketDigitalの番組表のショートカットを貼り付けるだけです。


3、BD/DVDドライブが認識されない問題


Windows10にアップグレードした直後は、BD/DVDドライブが認識されず、どこにも見当たりませんでした。


これはVAIO特有の問題ではなく、他の機種でも起きているようですが、こちらの方も解決された方のサイトを参考にさせて頂き、解決する事が出来ました。


手順は、「スタート」ボタンを右クリックし、表示される項目の中から「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。


表示されたプロンプト画面に、下の二つのテキストをコピーして貼り付けます。


reg.exe add "HKLM\System\CurrentControlSet\Services\atapi\Controller0" /f /v EnumDevice1 /t REG_DWORD /d 0x00000001


reg.exe add "HKLM\System\CurrentControlSet\Services\atapi\Controller0" /f /v EnumDevice1 /t REG_DWORD /d 0x00000002


作業はこれだけで、再起動すればBD/DVDドライブが認識されるようになります。


因みに、サブとして使っているlenovoのノートパソコン(IdeaPad Z575)も、アップグレード対象外ですが、こちらもVAIOとほぼ同じ手順でWindows10へのアップグレードに成功し、新しく生まれ変わりました。


この場を借りて、皆様に感謝したいと思います。

posted by カンロくん at 12:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
VPCL13AFJユーザです。
ご記載の記事で、無事にwindows10に更新することができました!

うちは、MSのダウンロードリンクから、アップグレードツールを落として、インストールしました。https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

ディスプレイドライバの設定以外は、特に変更なく快適に使えています!
DVDドライブの認識は大丈夫でした。
GigaPocketDigitalは、チューナーなしモデルなので問題なし。


ありがとうございました。
Posted by aristrist at 2019年03月03日 12:04
コメント、有り難うございます。
またお返事が大変遅れ、申し訳ありません(;^-^)
Windows10へのアップグレードが無事成功されたようで、おめでとうございます。
我が家のVaioも生まれ変わって頑張ってくれていましたが、アップグレードしてから8か月経過した2017年4月、突然、ハードディスクが壊れたのか、起動しなくなりました。
2010年にわが家へ嫁いで来てから長年頑張ってくれていただけに残念ですが、これだけは仕方ありませんね。
aristristさんのVaioはいかがでしょうか?
末永く可愛がってあげてください。
Posted by オオニシリョウクウ at 2019年04月06日 13:45
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